2018/01/31
Ronge in Paris 2018AM④
Est-ce que vous vous amusez tous?
Voulais-tu aussi aller à Paris?
日本の皆様ボンジュール、トムの庭の澁木でございます。
今日も引き続きパリ珍道中、第四回を開始致します、、、
さて今回は偶然が生んだ話から派生してたどり着けたお話しをしていきます、、
まずおさらいとして去年の初夏にカンヌ映画祭に参加させて頂いたことをみなさま覚えていらっしゃいますか?
実はその時に帯同していたフランス人のカメラマンさん(以降ジャンさん)と仲良くなったのですが、
その彼との会話の中で
ジャン『僕はカメラマンだけど、実は一家は美容家ばかりなんだ!』
澁木『そうなんですね!どこでやってらっしゃるのですか?』
ジャン『パリなんだけども、ただの美容師ではないんだ、、』
澁木『どういうことだい、ジャン。』
ジャン『実は美容学校で働いているんだ。パリのサンルイってとこなんだけど澁木は知ってるかい?』
澁木『サンルイ?、、、サ、サンルイ!?』
澁木『僕が学生時代に学びに行ったところだよ!』
ジャン&澁木『ca m’etonne !!』
ジャン『しかもサンルイの創立者は僕のひいおじいちゃんなんだよ。母は引退してるけども校長だったし!』
澁木『Quelque chose de ridicule arrive. Jan』
といった驚くべき偶然から今回のパリのスケジュールの中にチームでサンルイ美容学校に行く予定を作ったのです!
市内からバスで20分程の所に一見美容学校とはわからない建物があり、ジャンについていくがまま進んでいくとそれはまぁおしゃれな空間にたどり着きました。
あまりに興奮しすぎて写真をあまりとれていないのですが、これがその建物の内部です。
サッカーのユニフォームを着てる彼は学生さんで、今はモデルさんのブローセットの練習中でした。
中はモダンな美容室風ですが、機材を見るとなかなか年期の入ったものが綺麗に残っておりました。
上についてるタービネートタイプのドライヤー、、、日本で言うところの『おかま』と言われるものなど、みなさん見たことはあるのではないでしょうか?
そしてこちらはデッサンの授業を受けている学生さん達、日本人が珍しいのかもしれません、、
みなさん振り返っていますね、、割と自由な校風で制服もなければ受けたいものを受ける感じでした。
その後応接間のようなところで色々な資料を見させて頂きました。
ジャンさんとジャンさんのお母様、現校長の方々と資料を見ながら談話していると色々な発見がありました。
まず、このサンルイ、、なんと創立170年程!!
由緒正しすぎます、、、
そしてパリに何校か、ロシアに一校と割と幅広く美容活動をしているみたいです。
そして、その活動の一つとして僕の通っていた国際文化理容美容専門学校はパリへの研修旅行でこちらに赴いてショーを見たりしたんです、、、
なんともすごい偶然でした、、
そして校長先生から
校長『ところでシブキ、この写真は国際文化の方々なんだが誰か知り合いはいるかい?』
澁木『!!!』
澁木『この一番右の女性、、僕の副担任の先生です、、』
校長『Quelle chose!!』
本当にびっくりしました、、
まさかこんな事があるなんて、
そしてこの左から二番目の男性の方はヴィザジズムという似合わせの授業の先生で、実際に教えてもらっていたことのある方でした、、、
なんとも奇跡体験が続いたサンルイ美容学校訪問でした、、、
この写真の一番右の方がジャンさんで、左から二番目かの方が校長、その右の方がジャンさんのお母様です。
そんな体験の後に、僕たち一行は他のチームとも合流して毎回恒例のフランスでフレンチ!!
今回のフレンチはLe975というレストランに行きました!
こちら日本人のシェフの方が腕を振るっているレストランで、外観からとってもお洒落です。
ここで食べたのがこちら!
牛肉のタタキバジルソース和え。
こちらはお肉がとっても柔らかく、ワインととっても相性がいいです。
冷製野菜とイカのフルーツソース和え。さまざまな野菜とイカが入っていて、奥側のソースが酸味のあるイチゴベースのソース。手前が甘味のあるフルーティソース。こちらにつけながら食べていきます。
そしてこちらがメインの鹿肉のパイ包み焼き。これがまさにフレンチという感じの見た目から味まで楽しめる逸品でした。
これには断然赤ワインを合わせて飲みました!
今回も本場で美味しいフレンチを頂いて、それと共にお酒も進んでしまう今日この頃でした、、、
次はいよいよコレクションでございます!
乞うご期待!
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